life



1日のはじまりは眩しいほどに燃えている。
はじまる前は、真っ暗で何もない闇だった。


1日のはじまりは震えるほどに美しい。
けれども昼にはひかりが行き渡り、朝のことなど忘れてる。


1日の終わりは再び燃えるだろう。
そうして朝を思い出し、1日のことを振返る。


1日の終わりは震えるほどに美しい。
そうして終わってしまえば、真っ暗で何もない闇に戻るだけ。