2010-01-01から1年間の記事一覧

009

純粋な笑顔は あらゆる粒子をふるわせる。 小さな振動は細かな煌めき。 人を照らして元気にするよ。 純粋な笑い声も あらゆる粒子をふるわせる。 世界をくすぐるみたいにね。 小さな振動は細かな煌めき。 人を照らして元気にするよ。 もしも笑顔と笑い声で溢…

008

煌めくような瞬間は、平穏が大好きで、 日常に好んで紛れ込む。 人はなぜ豪華な教会を作る? 祈りは、子供部屋や、 家すらない人のところに 確かにあるというのに。 目をくらませるな。 静かなる日常に、耳を澄ませろ。 感性を研ぎすませよ。 私が私の魂を枯…

007

透明さには、何も刺さらない。光が通り抜けて遊ぶだけ。 (けれども、全てが等しくただある中においては、濁りも楽しいものになる。) 透明になってしまえば、何もなくなるのではないかと不安で 強がったり、嘘をついたり、隠したりしていたけれども、 もう…

006

それは、あなたにとって、どのような、感覚? (差と空白を、埋めたい。 わたしが誤解している、かもしれない、あなたの感じ方を わたしが知らない、あなたの感じ方を、 とらえさせて、正しく知らせて、ほしい。 そうすることでより、近づきたい。) それは…

005

雪が積もったよ。 ] こどもがサクサクと雪を踏みしめている。 足の裏に伝わる感覚を楽しんで遊びながら、 母親が戻ってくるのを待っている。 師走はあまりに目まぐるしくて、無くしたものに後から気づく。 気がついたときにはもう、どこに落としたのかわから…

004

あるブログの写真を見たとき、 愛おしい生活の空気を感じて泣きそうになりました。 大切に育まれる生活、そこに注がれたやさしさ。 ほんとうの平和はこうやって メディアにも取り上げられないような 日々のくらしのなかに紛れて潜んでいると思う。 平和な暮…

003

その日の夜空が灰色だったことは 空を見上げた人の目には明らかでした。 夜の雲は街灯りに照らされて、灰、オレンジ、ピンクと色付きます。 田舎とは逆で都会の夜は、曇った方が明るいです。 すこしの想像力があるならば、 雲の上には星空が広がっていること…

002

あの子の話題は本で持ち切り 私生活が想像つかない あの子が語る言葉に引力 目の輝き 世界を惹きつけた あの子は誰にもべたべたしない けれども同時に人懐っこい あの子はきっと図書館ジプシー 生まれついての生粋の、ね

001

耳を澄ます、静けさにとける。

人間に興味がある人間見習い

私の大好きなクッキーを食べてほしいなと思うのは この味をあなたがどう感じるか、知りたいからです。気に入るかもしれないし、嫌いかもしれない。 嫌いならどんな風に嫌いか知りたい、 好きならどんな風に好きか知りたい。 そんなの、めんどくさいかもしれ…

NHK日曜美術館 比嘉康雄 メモ

今回の写真展のために引き延ばして現像する時に 実際の比嘉の現像と比べる 比嘉の写真の特徴はベタグロ 「ウタキ」神が降りるとされる場所でとる写真 比嘉康雄はフィリピン生まれ 父は戦死、母は若くして病死。 祖母に育てられ、警察官になる。 嘉手納警察署…

変に力を入れたり、意識をすると、気持ちは引っ込むようにして隠れてしまい、無理に建てた家のような言葉はとても居心地が悪いなぁと思いました。辛い時も、嬉しい時も、悲しい時も、感謝の時も、まっすぐに気持ちをとらえられる澄んだ瞳を持ちたいです。

惹きつける力

その人に似合う服装があるように カップにも似合う飲み物があって、 山の麓で作られたカップは ある日うちにやって来た。 それから毎日つがれたコーヒー あれから何年たったのだろう しみ込んだ跡が模様のになって。 カップはとても魅力的だ。 魅力とはなん…

津軽海峡

空は一刻一刻色を変えて、見飽きることがありません。 左寄り、水平線の向こう側に写っている島は青森です。 空には鳥が1羽飛んでいます。

HELLO

若くて可愛い男の子がある女の子に恋をしてる、 その女の子は歳上の素敵な男の人に惹かれている。 風はしずかに草を揺らして、草は露を大地に落とす。 雲はやさしく雪を降らせて、私たちは雪に微笑む。 こうやって世界を恋しく思う引力は、 地球の重力や自転…

読む、解く。

ヒントにアクセスせよ。 それはあなたの角度に反射したサインである。 面に反射する光を受ける角度は360度ではない。 そこには有効な情報が記されている。 現時点で最大の好奇心を持って解読せよ。 暗号は必ずあなたを手助けるだろう。

雪降る

雪が降る、夜の街の空はオレンジ。

函館の海

海は凪いで、雲には光がかかって虹になっていました。 水平線の向こうにはぼんやりと青森が見えました。 青森はお天気のよい日にしかみえないのです。 とても静かで遠くで小さく波の音と鳥の声が聞こえました。 じっと、ずっと、みていたくなる景色だったよ。

流れ星

流れ星は気まぐれで いつ流れるのか誰も知らない 流れ星はひらめきのよう ぼやっとしてたら逃しちゃう 流れ星は嘘じゃない ほんとうに流れている でもいつも観れるわけじゃない 同じ流れ星を一緒に観られたら いいなと思う?みたいと思う? それは決して無理…

life

1日のはじまりは眩しいほどに燃えている。 はじまる前は、真っ暗で何もない闇だった。 1日のはじまりは震えるほどに美しい。 けれども昼にはひかりが行き渡り、朝のことなど忘れてる。 1日の終わりは再び燃えるだろう。 そうして朝を思い出し、1日のこと…

こんばんは、世界の不思議。

?=ん ん=n n=不定整数 謎が隠されている文章が好きだ。 完結しているようで、実は秘密の鍵を握っている。 私は言葉の不定定数を、未解決の文に代入する。 そうやって、世界の不思議を解き明かそうとしている。

無作為に選ばれたピース

1 げ ん ひ ことだま え ら たましい め しいてき てきしゅつ しゅつげき げきれい れいこん2 言霊 魂 恣意的 摘出 出撃 激励 霊魂 幻影 閃き 3 言葉は魂の幻影。恣意的たれ。閃きの摘出をするなかれ。出撃を激励するのは霊魂のみぞ。 4 言葉は魂の幻影…

NHK日曜美術館 夢のミレー ミレー傑作選 メモ

《メモ》 1.落ち穂拾い 2.種をまく人(1850) 冬小麦をまく男性の絵、男性は右手に種をもっており、握った手からこぼれている。 遠くまで撒こうとする握力で握ると、こぼれてしまうのです。 今日一日で、ここまで撒ききってしまおう、という風だ。 食べ物を作…

チョコレートとお姫さまの話

むかし、砂漠にお姫さまがいました。それはとても美しいひとでしたから、多くの王様やお金持ちが彼女を一目みたいと、金銀や、豪華な宝石、珍しい宝物をもってお城を訪れました。けれども、お姫さまは、少し困っておりました。プレゼントをくださる気持ちは…

日記

あたたかい。空気が柔らかい。空気の中の水分が増えたために視界が白く霞んでいます。天気は晴れのお昼前。外に出た瞬間から私の心は浮き立ちました。霞が出る日なんて最高です。いつもとすこし違う風景は、新しいことを発見させてくれます。同じ街にいなが…

脱皮

透明の蝶がベットで眠るあなたの口から出てきて、 空に飛び立ちあなたの心臓は止まりました。 蝶の輪郭だけは光を反射してキラリと輝きました。 それはうつくしい月の夜でした。 おじさんとおばさんは泣いていました。 私は蝶を見送ります。 さよなら さよな…

頭痛/散歩

モーメンさんは、柔らかなで毛で覆われた顔を両手で挟んでじっとしていました。頭が痛くてうなだれているのです。あたまの中の虫の活動に変化が起きたことが原因でした。虫の名前はゆらり虫で普段から体の中にすんでいますが、餌によって活動に変化があらわ…

音楽ジャム。

トマトジャムの瓶のふたがあかないのです。 何度空けようとしても、あたためてもふたがあかないのです。開封されない瓶の中のジャムは、ガラスの外から観察されるだけです。あかい。クレヨンで書いたトマトや、冷蔵庫で隣に並ぶイチゴジャムのようにハッキリ…

初雪

20101026 今日は雪がふりました。雪と言ってもほとんど雨のようなみぞれで、てぶくろをしていない手はキンと冷えました。 あ、いま、家でこの文をうっていましたら雷の音が太鼓のように響きました。窓を開けて外を見るとたくさんの雨雪がふっていました。ほ…

夢日記

先日の夢の印象がどうにも鮮明なので、書いておくことにする。じゃぁ、と会話を切り上げて、シャワーを浴びに風呂場に入る。いつもと違うシャンプーを使う。髪を濡らしシャンプーを泡立てて髪を洗っていると、鏡に髪が長くて恐ろしく美しい人が一瞬うつり息…