2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

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水のように透明で、柔らかく、かたちがなくても迷うことのない、しなやかなひとにりたい。 せせらぎのように微笑んでいられたらいいなぁ。

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夜空を見上げながらふと、思い出した。 幼い頃、夏休みに祖母の家に遊びにいった時のこと。 祖母は祖父がなくなってからも家を離れずに 庭の手入れやお料理をしながら1人で暮していた。 繊細で優しく、強い人で どんな質問にも答えてくれた。 死んだらどう…

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悲しみは集まると 砂になって積もるから 苦しくて辛くなる 払ってしまえば楽になるのに 一度得た感情を置き去りにしないあなたを 月明かりが見守っています それから目に見えないものたちも あなたを見守っています 泣いてもいいよ でもほんとうは何も悲しく…

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いつも永遠を探してるの 陽炎のように現れます あらゆる変化の中にもそれをみることができるよ そっと息を静めているならば

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グルグル螺旋を描いていて あなたの螺旋と近づいた私達の間にできた空間が縁を知らせる 時計の針は足並みを揃えているけれど それが何を意味するだろうか 見た目に騙されてはいけない 私達は時間に束縛されない 空間や時間を伸縮させることができる その力を…

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暑い夏の昼下がり 絡まった風を解きながら 自転車で並走していたら 丸いかたまり梳かされて サラサラと流れ出したよ 薄い青銀色に煌めいて ゆるやかな曲線を描き 透き通るひかりを踊っていたよ

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怒りや悲しみを作り替えて 違う景色をみせるのは光 すべてはイリュージョン私達は世界を作り替えることが可能だ (しかしそれを信じられずに居る?)

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通り抜けるにはもったいない 味わうためにゆっくり漕ごう ペダルを数回踏んだら 慣性に任せてすすめ (私は時間を調節する) 夏の夜は香りが多い 森の緑 白い花 ゆっくりすいこむの 深くすいこむ 深く満たされれる いのち (私は感覚を調節する) 風が私の頭…

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花は香りを持つ。 絵画にはそれがあるだろうか。このことを不思議に思う画家が描いた絵を見たい。 人は視覚からも嗅覚を想起することができるだろう。 私は五感の区切りをこえて感じとりたい。

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「死なないで」と言うと、「死なないよ」とあなたは答えた。 その有様がやさしく自然だったので、 これはその通りなのだなとわかった。 私達の体終わっても私達のまん中にあるものは永遠になくならないのだと。 安心して「ほんとうだ」と言うとあなたはふわ…