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笑うとは、面白いとは、何だろう?私がおもしろいと思うことをかならずしもみんなが面白いと思うわけではない。その反対も一緒。多くのひとがおもしろいと思う作品は、多くのひとがおもしろいと思う題材を、おもしろいと思える形で手渡してるんだよなぁと思うと、すごいことだ。身の回りの数人の友達やツイッターでみるかぎりの評判によれば映画「モテキ」がおもしろかった!!ということなので、さっきの視点を片手に私も映画館にダッシュでいきたい。謎を解きたい。うーん、見たいぞ・・・!


おもしろいとは、笑うとは、一体なんなの?
何が笑うと言う状態を引き起す?発見や意外性?


他人との比較ではなく今と昔の自分を比較してもおもしろく感じる部分の変化が見られる。そういえば近所の南路屋という、ちいさなカウンター式お好み焼き屋のおじさんが、以前「おもしろいものが変化することはおかしなことではないよ。成長したと言うことだよ」と話していたが、もしそうならば私の「何が」いったい成長したのだろう?それがわからなくて、なんとなく自分の価値観や、社会とのズレのような漠然としたものに不安を感じた。


そんなことを考えて数日ののち、なんということのない私の話で友達や師匠が始終笑いころげてくれた。疑問は解かれなかったけれどもとても安心した。私も笑っていた。なぜ彼女彼らが笑ったのかはわからないけれど、私は笑っている人が好きだな、と思った。