あの人は昔、シリーズ?
前の夢はYさんが、フランスの古書商人だった。セピアのように少し色あせた色で全体がまとまった街の通りは石畳、橋の手前にカフェがあって人々があれこれ話してる。空はまばらに雲が散らばっている。人々はこの街を気に入って大切にしているが、みんなが双方を尊重する態度を身につけており、とてもスマート。この街にYさんはすんでいて、人望も厚く、活動的だった。少し変わった人だけれど、静かにもえる熱意が柔らかい雰囲気の中に芯を感じさせた。彼には人を引きつける魅力があった。


今日のゆめ。
私は風だった。多分風自身。もしくは、風使いというか、風を送ることが出来るの。風を吹かせて人々に心の存在をお知らせするのだ。風には意思があり、声はないが人を見ているようだった。でもひとつの場所に留まることは出来ないし、直接声をかけることは出来ない。それでも、風に心をむけてくれる人もいたし、風のことには気がつかなくても自分の心に気がつく人もいた。それは、今夢を振返ると、恋のようだったなと思う。私は世界を吹き回りながら世界中と恋に落ちていたのだ。