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笑うとは、面白いとは、何だろう?私がおもしろいと思うことをかならずしもみんなが面白いと思うわけではない。その反対も一緒。多くのひとがおもしろいと思う作品は、多くのひとがおもしろいと思う題材を、おもしろいと思える形で手渡してるんだよなぁと思うと、すごいことだ。身の回りの数人の友達やツイッターでみるかぎりの評判によれば映画「モテキ」がおもしろかった!!ということなので、さっきの視点を片手に私も映画館にダッシュでいきたい。謎を解きたい。うーん、見たいぞ・・・!


おもしろいとは、笑うとは、一体なんなの?
何が笑うと言う状態を引き起す?発見や意外性?


他人との比較ではなく今と昔の自分を比較してもおもしろく感じる部分の変化が見られる。そういえば近所の南路屋という、ちいさなカウンター式お好み焼き屋のおじさんが、以前「おもしろいものが変化することはおかしなことではないよ。成長したと言うことだよ」と話していたが、もしそうならば私の「何が」いったい成長したのだろう?それがわからなくて、なんとなく自分の価値観や、社会とのズレのような漠然としたものに不安を感じた。


そんなことを考えて数日ののち、なんということのない私の話で友達や師匠が始終笑いころげてくれた。疑問は解かれなかったけれどもとても安心した。私も笑っていた。なぜ彼女彼らが笑ったのかはわからないけれど、私は笑っている人が好きだな、と思った。

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はーい!こんにちは。今日は絵を見にいってきました!


場所はTO OV cafeさんです。(→HP


位置は中島公園よりすこし北側です。(→ここ!

さて、少し迷いましたがすぐ到着!(よかった〜)

何やら立て看板が・・・


そう!今回の展示はこちらだよ。
pater exhibition 『ACID DROPS
ポップでサイケでメランコリックな
ペーターズピーポーインダハウス♡
と言うわけで、今回はペーターさんの絵をレポートしたいと思います!!



会場の店内は手前がカフェで奥がギャラリーになっています。

(撮る前にアイスコーヒー飲んじゃった...!)


カフェ側の本棚には美術書や建築の本が並んでおりまして
札幌にお住まい/出身の作家さんたち(この人も!あの人も!)の作品や絵や本も飾ってあります。
雰囲気はあたたかで、なんとなくホームという感じが漂っております。。
私はTO OVcafeさんへお邪魔したのが今回で2度目で、
1人で行くのは初めてでしたが(緊張)店員さんとも楽しくお話しできました。
また、ゆっくり絵を鑑賞することもできて、大変満喫いたしました。




やん、足元にまでかわいい絵たち・・・!!



そう、この左下にニコちゃんのある絵。
これを目印に会場で見つけてほしいなぁと思います!
一番目立つ場所に飾ってありますので。
ハピィかつ、ポップでサイケでメランコリックかと!!!
あなたの目でお楽しみいただけたら私も嬉しいです♡


期間は10/16(日)まででございます!

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日曜の朝はコーヒーの香り。家族のそれぞれが自由なタイミングで階段から居りてくる。足音で、起きたのは誰か聞き分けることが出来る。階段を下りてくるとき、どれくらい朝食が出来ているのかがわかる。包丁やオーブントースターの音。パンケーキや湯気の上がったウィンナーの香り。そしてコーヒーの香り。飲み物を入れるのは一番最後と決まっていた。階段の終わりの一段を降りたらみんなへ朝のあいさつをする。朝食を作るのはたいてい母か、気が向いた誰か。何人かで用意する。この家には7人が暮らしていた。


居間のステレオは音楽を絶やさない。選曲するのはほとんど父の役目だった。天気や気分、季節によって選曲になんとなく傾向があることに私は気づいている。同じ空間に住むと言うことは、それだけで人についての発見があり、飽きることがまるでない。そういえばあるクリエイターが、仕事に何か行き詰まリを感じたら暮しに戻ることを意識している、というようなことを言っていた。その考えに私はスコンときた。もし暮らしがその人にとって安心できる場であるならば、この方法は素晴らしい手だなと思う。家庭は平凡かもしれないが、すこしの視点で平凡の中にも大切なことを発見できる。家の中での大切なことは、どこに行っても大切なことであったりするのに、なぜか時々すっかり忘れてしまうのだ。それはきっと、クリエイターにとっても大切なことなんだろう。暮らしは当たり前のような大切なことを取り戻せる空間だ。


1人の部屋でジョニーミッチェルのCloudsを流しながらそんなことを思い出したリした。雑記。

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すこしずつ、日出が遅くなってる。
夜の時間が長くなる。
わたしは夜が好きだけど、
もしもあなた、太陽がいなければ
この星は冷えきっていたでしょうね。
空気が冷えて、肌に陽のあたたかさを感じる度に
太陽への感謝の気持ちが何度でも生まれます。
ありがとう。


夜は自然の香りが濃くなります。
季節の移り変わりを確信するのはいつも夜。
夏は緑の呼吸の匂い。
秋の入り口は土の匂い。
土の匂いは生き物や植物たちが土に還りはじめる匂い。
陽に当たると匂いははじけてうすまります。
けれどもかわりに、陽のもとにふさわしく
日中は光のおかげで鮮やかに視覚で捉えることができます。
同じ変化をいろんな感覚でとらえることは
とてもおもしろいです。
いろんな感覚でとらえると
イメージが立体的になるようなきがしませんか。

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わたしにあなたの風が舞い込む
悲しい気持ち 吹き飛ばされた


何かが欠けていると感じているとき
満ち足ることは難しく思えるけれども
肩の力抜いて 視界を広げて
それから空気の感触 季節の香りを取り戻したら
簡単なことを難しくしていたのは自分だと知るね


やさしさやしあわせは
かろやかでとうめいなんだね